2009年11月26日

2009 ゼミ面接日程とアンケート(内定者2名決定。本年度は終了か)

ゼミ面談・選考希望者のみなさん
ゼミ面談・選考・見学の日程

11/23 12:30-13:30, 15:15-16:30(終了。面談計0名)
11/24 12:30-13:30, 15:15-17:00(終了。面談計6名)
11/25 16:00-16:35(変更)(終了。面談計6名)
11/26 12:30-13:30(第1志望学生1名面接予約あり。終了。面談計8名)
11/27 12:30-13:30 (終了。面談総計8名)
-----------(変更)(第一回目 面談・選考終了。以降は二回目面談・選考のみ)
11/27 (ゼミ見学)13:35-15:05 演習B(自由見学可) 
          15:05-19:00頃 卒業研究(自由見学可)
-------------(第二回目面接・選考)
11/30 12:30-13:30(一名来訪。迷い中)
12/1 12:30-13:30(内定者1号[女子]決定!!!!!写真はちょっと待たれい)
12/2 15:25-16:35(内定者2号決定!!!!写真はちょっとまってね)
12/3 12:30-13:30
---------------------(面談・選考終了)

 


G1~15 原田ゼミ最新版データ一覧(進路別データ付)

 進路データは、卒業時判明分。現職あるいは退職時の最終職も混在。記憶違いがあったらごめんなさい〜。いろいろな職業に就く人がいるということは、本当にすばらしい。困ったときには、卒業生頼みだな。あともうちょっといろいろいくと、街が作れるぞ。すごい、すごい。

---------<演習 2コマ連続世代 G1~6。別名ゼミ狂時代あるいはラーメン狂世代>----------
G1  女3 男4 =7(証券)
G2  女5 男7 =12(メーカー2、運輸、保険、オハイオ大院、保育士、自動車販売、自営)
G3  女3 男4 =7(旅行、病院技師、人材派遣、住宅)
G4  女5 男6 =11(海運、メーカー、病院事務、運輸事務、医療機器販売、看護士、学校事務、販売)
---------------<サブゼミ・海外進出最盛期 G5~G10>--------------
G5  女4 男3 =7(オハイオ大院、中部大院、インテリアデザイナー、旅行、販売、自衛隊)
---------------<3大学ディベート世代 G6~15まで>-------------------
G6  女12 男3 =15(旅行、学校事務、アパレル、販売、水道工事、建設)
---------------<基礎演習世代 G7~ >----------
G7  女9 男8 =17(三重大院、保険営業、保険事務、販売、靴職人、自衛隊、出版、旅行、自営)
G8  女4 男3 =7(ガス、医療機器、保育士、リース、ホテル、広告)
---------------<2003-2004 センセ、ヨーク大学(トロント)へサバティカル>------------
---------------<でも、ウェブカメラで半年ゼミやりました(ゼミバカ?)--------------
---------------<学生も7名トロントに来てくれたよ>-----------
G9 女1 男0 =1(センセのトロント留学による。不人気ではない[笑])(メーカー)[優秀論文1]
--------------<基礎演習・研究入門1・2年通年世代>---------------
G10 女3 男4 =7(京大院、運輸、メーカー2、販売)[優秀論文2]
G11 女2 男2 =4(最初は7名だったんですが。おかしいな)(メーカー、運輸、スポーツジム)
G12  女5 男5 =10(オハイオ大院、運輸2,医療事務、販売、金融、広告、メーカー、事務)[優秀論文1]
G13 女2 男7 =9(メーカー4,運輸、銀行、中部国際空港、SE、医療機器)[優秀論文1]
G14 女4 男6 =10(消防士、運輸、メーカー2、銀行、医療機器。さて残る人はどうなるか?)
G15 女3 男4 =7(さて、どうなるか?)

総計 65 66 =131
------------みごとな男女比! ただし、女子のプレゼンスが相当大きいんですね。女傑多し。ええと、頼りにしてます。「尾張名古屋は城でもつ、原田ゼミは女子でもつ」と言われる。

トリビア:
1.G2,G4,G5,G9,G12,G13は、卒業後リターン率の高い学年。
2.海外旅行先は、グアム(G2,G4)、マレーシア(G5)、タイ(G4,G5,G7,G8,G9)、バングラデシュ~カンボジア(G6,G7)、トロント(G8,G9,G10)、キューバ(G9,G10)、インドネシア(G11,G12,G13)。タイ(G11,G12)には私のちょんぼで私だけ行けませんでした。不覚。ごめんなちゃい。
3.卒業文集and/or独自アルバム制作学年は、G1,G4,G5,G12,G13。
4.学年ゼミグッズ製作学年は、G2(タオル),G3(タオル),G9(Tシャツ),G12(ユニフォーム),G13(パーカー)。
5.学部卒アルで仮装等した学年は、G2~G13まで。

2009年11月23日

12/4 G13 Kさん・Hくん 両OBOG ゼミに緊急参加

 さてゼミ面接も終わる12/4に、Kさん・HくんG13両OBOGが3年生ゼミの時間帯から参加してくれることになりました。お二人とも貴重なお休みというのに、まぁ、なんてすばらしい(物好き?)!んでしょう。卒業生の鑑と言えましょう。総会でお話できなかっった分、時間をとれるといいなぁ。卒研終了後はいっしょに夕飯で決まりですので、これる人はいくべし。それまでにゼミを決めた人(つまりG16)も来ていいよ、とか言ったりして。一人でもいればの話ですが。とほほ(汗)。
 ま、何せG13は卒論時に午後11時過ぎまでゼミをやった学年であり、そのエースであった二人の体力気力は折り紙付きであります。8時間近くしゃべった私も密かに偉いが、8時間近く卒論の検討につきあったG13生はおおっぴらに偉かった(笑)。要は、教師も学生も偉かったのであるが、しっかし、今年はちょっと別の指導方法を考えないといかんな。
 ちなみに「ゼミ強化月間」(誰が言うたん?)は依然継続中で、この2週間のうちでメール・電話・会食等した卒業生は、G9,G7,G5,G4,G13とよりどりみどりであります。内容もよりどりみどりであります。12月は、G2,帰国するG12_Nさんほかと会う予定。2月末にはわが愛するG4_H君がとうとう帰国するとのこと。ま、楽しみやね。

Michael Jackson_This is it (G14_Kettin)

  マイケルジャクソンの "This is it" を先日観てきました。普段映画を観に行かない私ですが、先生が大絶賛をしていたため、観に行くことに。
 「映画」を、というよりは、「マイケル・ジャクソンという人の生き方」を観に行ったと言った方が適切かもしれません。
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みなさんもご存知のとおり、この作品は、マイケルが死ぬ直前に行うはずだったコンサートのリハーサル映像です。先生は、最初のインタビューで感動すると言っていましたが、私は感動しませんでした(マイケルという人物像が不透明のため)。しかし、かれがどんな人物か、と興味をそそるオープニングでした。インタビューが終わり、リハーサルを行う映像が流れ始め、次第に彼に心が引き付けられていきます。納得がいかないことに貪欲であり、Howを徹底的に追求する姿(自分のビジョン、観客の人への演出、また周りの人達への配慮など)。そんなマイケルと一緒に踊りたいというバックダンサー。これが、マイケル・ジャクソンの魅力かと感動してしまいました。彼が死ぬ前に会ってみたかったというのが、私が映画を観終わってからの感想です。
 ところでなぜ私がParrhesiaに記事投稿しようと思ったかというと、言葉にしたかったというのが素直な気持ちです。ゼミの行事や課題のみならず、仕事やゼミ以外のことをこなす上でも、5W1Hを明確にすることは基本的なことですが、はたして(私を含む)現役生のどれだけの人がこれを真剣に考えているでしょうか。実際、これを考えたか考えなかったかで、言動の「水準」が決まります。はたしてこれを「自分」が考えなくて誰が考えるのでしょうか。他人はこれを考えて決めてくれるのでしょうか。結局、他人が動いてから自分が動くのではなく、「自分」が決定し、これを発信するのだと考えなければなりません。
 これが嘘にならないように、実行していきたいと考えます。映画に登場するバックダンサーの人たちと同じように、私もマイケルに魅了された一人なのだから。
11月27日まで延期になったので、ぜひ皆さんも観に行って下さい。

2009年11月17日

2009 ゼミ募集用シラバス

- 原田ゼミ -out_ ロゴデータ.jpg


はじめに〜ゼミのマークに込められた理念
 
 原田ゼミ生はみなさんの代で16期生となります(ゼミの慣行でG16と呼びます)。毎年、一年一年メンバーたちと試行錯誤を積み重ねてきました。右は、ゼミOBのデザイナーに協力して作ってもらったゼミのロゴです。「自由な議論」を意味するギリシャ語Parrhesia(ゼミホームページの名称でもある)と「談論風発」をシンボル化して組み合わせたデザインは、ゼミの理念を表すものです。ゼミでみなさんとも大いに語り合えますように!

I.原田ゼミの特徴

1.卒業後も残るネットワークが現役生を支えます。

 130名以上からなる様々な経歴を持つ卒業生たちがみなさんを支えます。就職、進路選択、そしてゼミの運営などの良きアドヴァイザーになってくれるでしょう。ゼミのウェブを是非見てください。多くの卒業生が「原田ゼミの濃密な二年間の意義は、卒業後にわかる」と誇らしげに語ります。

2.どこよりも要求水準の高い課題をこなすことで、メンバーシップが生まれます。

 ゼミは「大人になるためのレッスン」を行う準備過程だと考えています。したがって「相場が高い」ことは常識です。しんどいですが、志の高い仲間とよき居場所を作りませんか?

3.学ぶ=生きる 
 学んだことが自分の生き方とどう結びついているのか、ゼミではつねに問われます。ただ言葉や情報を覚えるのではなく、「脱=お勉強」を目指しましょう。

4.卒業生も含む全ゼミ生がゼミウェブサイト運営に関わっています。
 みなさんの活動報告を多くのメンバーが楽しみに見守っています。今回のゼミ生には、とくに「読んで・書いて・情報発信する力」をつけてほしいと願っています。

II.ゼミの行事〜文献多読と英語学習を中心に、いくつかの柱があります

1.共通課題図書の輪読・報告・コメント(通常、毎週報告やコメントをします)
2.100冊読書課題(年間100冊は最低でも本を読みましょう)
3.英語学習(TOEICを+200-250点以上上げるのがまずは目標です。夏期集中の予定)
4.合宿(春(スタートアップ)・夏(英語)・秋(卒論合宿))の3回程度
※ただし、新しいメンバーと相談して行事の追加や修正は決めます。

III.ゼミのテーマ

1.「開発・福祉・セキュリティ」の三位一体の歴史的展開をとらえるというのが私個人の研究テーマです。人間は、個人や集団の安全を追求して、よりよく生きたいと願いながら、しばしばその社会的な力を誤用します。ゼミでの学びを通じて、人間の可能性と限界を深く突き止めたいと切望しています。人間に関心を持ってください。

2.ゼミ生の卒論テーマは、4つのテーマに大別されます。「社会・公共政策」(30%)、「国際政治経済」(30%)、「開発政策」(30%)、そして「社会・思想」(10%)です。来年度は、「ケア・リジリエンシー(自己回復力)・地域主義」を共通テーマに据える予定です。
    ※ただし、何を共通文献に据えるかは、新しいメンバーの志向性を考慮して決めます。

3. 若い皆さんには、頭を悩ませる難題、心揺さぶられる出来事、そして難解だが含蓄のある言葉を感性で受け止めていってほしいと願っています。「脱=お勉強」が狙いです。

IV.選考基準〜どういう人にきてほしいか

1.能力以上に、適性を重視します。ゼミのメンバーシップは、教員と学生、学生の間で自然に培われるものです。共通の苦労が卒業後に残る<絆の源>です。ウェブページなどを参照にすれば原田ゼミの違いはよくわかるでしょう。

2.ともかく<徹底的に>勉強する<覚悟>のある人。これまでの二年間で不完全燃焼を感じていて、今後2年で「力を伸ばしたい」と心底願う人。勉強の能力は鍛えれば何とかなるものです(し、そうなるよう鍛えます)。ただ、本を読むのが嫌い、合宿が嫌い、というような好悪の感情や態度に固執するようでは、最初から本ゼミでは学べません。「とことんやりきる」ことに誇りを持ってほしいのです。

3.新しい人間関係をゼミで始められる人。知り合いとしかつるめないようでは困ります。新しい仲間と特別な関係性が生まれるさいのケミストリーが、ゼミをみなさんの「居場所」に変えます。そして、そうした力が卒業後の仕事にも生きる「社会力」の源です。

4.「ホウ・レン・ソウ」を実践できる人 自分の言葉に責任を持つ人、約束を守れる人、また率直に問題に向き合おうとしている人を歓迎します。

5.アーリースタート 実は皆さんに残された勉強時間はすでに少ない。したがって、原田ゼミに決めた日から課題を出します。

その他

 詳細は面接にてお話ししましょう。面接日程の変更・決定者などは、ホームページにて随時報告するので、気になる人はつねに確認しておいてください(2009 面接情報のカテゴリーがあります)。
http://blog.intl.chubu.ac.jp/tzsemi/

面談に際しての注意事項

1.11/23-11/25まで(最初の5回)に一度も面談に来ない学生は、特別な事情がない限り、以降の面談については受け付けません。
2.一定数に達した、あるいは1との関係で志望者が増えないことが判明している場合は、スケジュールを変更し、後半の面談を取りやめる場合もあります。
3.ウェブと研究室扉で、内定の結果や面接予定変更は随時お知らせします。Webメールで個別に連絡をする場合もあります。
4.ゼミのホームページには様々な情報が掲載されているので、事前にみてきてくれれば、少ない誤解で、かつ面談で有意義な話し合いができると思います。むろん見てきたかどうかも選考の材料の一部として意欲と適性の重要な判断材料とします。
5.面談を重ねた学生には、個別でスケジュール調整できる場合もあるので、そのさいは遠慮なく申し出てください。

2009年11月15日

G14 就職状況 中間報告2

OBOGのみなさん、再アップしますが、G14の就職活動は現在も継続中です。

内定をもらっているのは、男子6女子4のうち、

男子4名、女子3名です。前回の報告から1名増えました。

残る3名もじきに決まると思いますが、そろそろ職についてしのぐという発想の転換がいる時期かも知れません。ただ、すでに出物も先細りで、そういう発想の転換をしていてもなかなか難しい時期に入りつつあります。

OBOGのみなさん、現在でも事務系の職種や営業その他で採用をしてくれる話があれば、是非もなくのりますので、是非ご紹介を!

また総会でもお願いしましたが、再度お願い。

G15はさらなる苦戦が予想されます。是非、卒業生のみなさんからの「生きた」情報をください。

どうぞかわいい後輩のためにお力添えを!

2009年10月14日

マイケルムーア三作品を観る(Kim_G15)

サブゼミをきっかけで見たマイケル・ムーアの作品の映画評を書けと言われましたが、何せ春学期に見た作品なのであんまり覚えておらず、もう一回借りてみなおしました。今回は、マイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」「シッコ」の三作品をご紹介します。

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 マイケル・ムーアの作品は(知っているかと思いますが)ドキュメンタリー映画であり、テーマはアメリカの社会問題を主に取り扱っています。
 ボーリング・フォー・コロンバインは、アメリカの銃社会と恐怖の文化について、華氏911はイラク戦争について、シッコはアメリカの医療制度についてでした。
 ボーリング・フォー・コロンバインで巧いというか印象に残ったのは、絶妙のタイミングで入ってくる「死んでも銃は離さない!」というチャールトン・ヘストンの決まり文句です。だいたい悲惨な事件の映像のあとにスッと入り拍手と喝采という感じで、誰が見てもチャールトン・ヘストンが嫌いになります。
 そんなのは結構あって、華氏911でもイラク戦争で息子を亡くした母親が泣きじゃくるところで、「戦争で家族を亡くすというのはどういういう気分だろうね、わからないよ」とブッシュが言う映像にパッと切り替わったりと、悲惨さをより際立たせるための編集技術は巧みで、かれの常套手段のようです。
 あとよく使われていたのは有名な映画や昔のドラマのワンシーンのパロディです。
 映画全体の構成としては、前半は各関係者のインタビューと事件事故の映像で、後半はマイケル・ムーアの十八番であるアポなし突撃取材といった感じでした。
 その他で印象に残ってるのは音楽の良さですね、選曲もいいですが、使い方も素晴らしく作品にリズムができ、最後まで飽きずに見られていいと思いました。
 各作品それぞれで面白いシーンがいっぱいあるのですが長くなるので書くのはやめときます。
 ご関心の向きは、以下のリンクへどうぞ。
 http://www.michaelmoore.com/

2009年10月12日

2009年原田ゼミ総会のお知らせ

原田ゼミOBOG・現役生の皆さんへ

  記

 日時 11月1日(日)

 学園祭のホームカミングデーでもあり、現役学生による研究パネル展示(ディベートの内容)も20号館1階でなされています。こちらも是非、のぞいてください。

◆日時 2009年11月1日(日)

◆第1部 「原田ゼミ卒業からX年」13:00〜
  ・原田ゼミOBOG主催講演
  ・講演内容 原田ゼミOBOG生の仕事について
  ・講師 天野_G2(流通関係)、他1名
  ・中部大学10号館2F1023講義室
  ・無料

◆第2部 「ようこそ先輩〜人生の選択を語る」15:00〜
  ・中部大学 国際関係学部 主催 講演
  ・講演�真下 英人 氏(財団法人国際環境技術移転研究センター主幹)
  ・講演�小澤 一元 氏(サン電子株式会社 人事総務部 グループリーダー)
  ・中部大学20号館1Fラウンジ
  ・無料

◆第3部 「飲み会」18:30〜(中部大学から無料送迎バス有 17:30発)
  ・「仙楽」(中華料理)
    愛知県春日井市鳥居松町1丁目77
    TEL.0568-83-9931
  ・会費 OBOG  5,000円
      現役生 4,000円

告知が遅れていまい大変申し訳ありません、皆さんのご参加を心よりお待ちし
ております。

 

2009年10月08日

『人間の安全保障』(ミネルヴァ書房)刊行迫る!

 『人間の安全保障〜国家中心主義をこえて』(武者小路公秀編、ミネルヴァ書房、3360円)が近々刊行されます。

ダウンロードしたファイル

 執筆者は、武者小路公秀、峯陽一、原田太津男、羽後静子、滝澤美佐子といった中部大学国際関係学部に所属した、あるいは現在もしているメンバーを中心に、学外からも多くの魅力的な論客を迎えた論集となりました。国連や主流派の人間安全保障論とは異なる「もう一つの人間の安全保障」のあり方を追求しています。私自身にとっても、論文の内容にくわえて、編集作業にも関与したせいもあって、思い入れが強い論集となりました。

 この論集は、2004-2008年に国際共同研究として行われた「グローバル都市ネットワークにおける人間の安全保障」の副産物でもあります。このプロジェクトには、G10以降の学生が数多くイベントやシンポジウムに参加したりお手伝いしてくれたはずなので、その意味ではみなさんにとっても思い出深い内容かもしれませんね。

 現役3年ゼミ生は、テキストとして何週か利用しますので、書店ではなく原田より入手してください。20%の著者割引になります。現役4年生や直接コンタクトできる人も、申し込んでくれさえすれば、同様の条件でお譲りします。11月1日のOBOG総会の時にでも、お渡しできると思います。

 是非、ご協力のほどを!

2009年10月06日

映画「20世紀少年」3部作は傑作か

 「20世紀少年」最終章も、「ウルヴァリン」といっしょに、観てきた。

 ある友人は最後の15分が良かったといっていたが、それはたしかに。パラレルワールドを使って、「もう一つの20世紀少年」を描く、という趣向だ。

20世紀少年3章.jpg

 しかし、この三部作を振り返ると、原作通りに、尻すぼみの印象はぬぐえない。

 第1章は、続編を期待させる内容で、秀作。ノスタルジックな昭和の下町、子供の世界は、同世代人として大いに楽しめた(「3丁目の夕日」よりも)。秘密基地はたしかにあった。そして子供の空想というのは、ああいうものだ。漫画も書いた。正義の味方が生死不明のまま迎えたラストもよい。

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 第2章は、カンナ役の平愛梨につきる。勝ち気な役柄をまっすぐに演じて新鮮だった。全体としては、トモダチの世界支配を描く力量が不足している。日本映画の弱点で、画面の背景に奥行きがない。また、要素が多すぎて、ストーリー展開はもたつき始める。原作の悪夢再び。

 この第2章、ブリッジストーリーは、半分以下の長さにして、3と統合できた。

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 本最終章は、ストーリー的にはあまり進んではいかない。2時間半は長い。カンナ役の平愛梨も、演技力(とくに発声がうわずってまずい)がなく、2の輝きはない。もうちょっとカンナは(無理をしながら)ハードになっていないと。新人には荷が重いかなぁ。演出も、ちょっと臭い(ケンジが舞台に登場する行など)。このあたりのカット割りや演出テンポは、「ウルヴァリン」にはるかに及ばない。見せ方を工夫してほしいなぁ。
 
 けど、これは原作の中途半端さによるところも大きい。主人公が、真のヒーローなのか、庶民的ヒーローなのか、このあたりの人物造形はややわかりづらい。1はまだよかったのに、各人物像の堀り下げが3部作なのにうまくいっていない。オッチョの造形は明快なんだけどね。

 平愛梨。この子は来る、と思ったのだが、バラエティなどで話しているのを観ると、芸能界でもたないのではないか、と心配になった。苦労談をして泣くのにはまだ早いぞ、愛梨ちゃん。どうぞ彼女が無慈悲に消費されませんように。

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 ま、最後に、何とか力業で良いオチをつけたものの、映画でああいう裏技を使うなら、できれば2本で、何とか編集してほしかった。

評価:3/5(見に行くくらいの価値はあるが、原作観てないとよけいにつらい)


2009年10月05日

ドラマ「刑事の現場」、再放送見るべし!

 NHKはとてつもなくすばらしいドラマを制作してきた歴史がある(向田邦子原作の「阿修羅のごとく」とか)。最近の民法ドラマの同じようなキャスティングの子供じみた演技(「こち亀」とか、ねぇ)にうんざりしている向きは、是非に、NHK名古屋制作の「刑事の現場」をみるとよい。これはNHKのドラマ史に残る傑作の一つとなろう(すでに1はDVD化)。

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 主役の森山未來は、やや無表情ながら、神経質で無鉄砲でアンバランスな主人公を演じきって、走る走る。かれはいい役者だなぁ。本当に上手い。1で主人公を支えるのが、寺尾聰で、森山の死んだ父の同僚という設定。因縁は再び二人を巻き込んでいく、というのが、まぁ1のストーリー。無駄なアナウンスを省いた演出手法もよい。音楽は、ブルガリア民謡「ブルガリアン・ヴォイス」のコーラスだな。

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 「2〜リミット」で別の署に移った森山は、ある刑事とコンビを組んでその男を監視せよ、と命じられる。それが、武田鉄矢扮するベテラン刑事。かれは、ルールを守ったが故に恋人の殺人をふせげなかった後悔からアウトサイダー刑事となって、犯人への復讐だけを糧に生きている刑事だった。自分の恋人との愛を引き合いに、憎しみを捨てることを説く森山だったが、そんなとき、武田の恋人を殺した犯人が出所してくる。そこから、事件は思わぬ方向に展開。森山は恋人を守れるのか? 武田の復讐劇の結末は? 

 これは1よりさらによいドラマだった。武田鉄矢も、狂気と抑制の間で揺れ動く刑事の哀しさを演じきった好演だと思う。最後の晴れ晴れとした顔つきは、過去の狂気と対照的で、見事だった。

 ま、こんな感じのストーリーです。しっかりした脚本、よい俳優、リアリズムを支える取材、そしておそらくは現場の情熱。これらが融合して、このドラマは傑作となった。翌週が楽しみなドラマだった。良くできた「特捜最前線」
みたいだ。

 「刑事の現場2〜リミット」は10月21日からBS-Hiで再放送される。見逃した人は是非に。

評価:4.8/ 5 (この手のドラマとしては最高です。とくに2。続編はないのか)。

2009年10月04日

X-Men O ウルヴァリン

 続編というか、スターウォーズ方式をとって、逆戻りして新作のX-menシリーズは作られた。主人公ウルヴァリン生誕の秘密を解くという0作目だ。
 X-menシリーズについてはもう書いたから繰り返さないが、本作に限って言うと、演出面での見せ場が多かった。オープニングの戦争場面の映像効果、仲間の特殊能力を見せる場面(これは毎作すばらしい)、ゼロを殺すシーン、ウェイドが死ぬシーンなど、CG技術にたよらない見事な演出だった。要は、格好いい、ってことですね。

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 ストライカーとの確執がストーリーの肝。アダマンチウム合金については、3ででてきた女性兵士が案外軽いキャラクターだったので、その意味で、ストーリー的に全作見るとやや苦しいところもあるが、これは揚げ足の部類。
 ウルヴァリンの悲哀も、テンポの良いストーリー展開で描ききっていると思う。恋人との別れも切ない。悪人は悪人らしく、善人は善人らしく。このあたりも含めて、さすがのハリウッドらしい娯楽大作だ。なお、ウルヴァリン日本編の制作予定があるようです。
 0〜3のBox DVD出たら、買おうっと。すでにブルーレイボックスセットも1〜3については出ているみたいだけど。どうしよっかなぁ〜〜。

評価:4/5(バットマン・ダークナイトに近い傑作)

Music Mania その19〜ジャズを聴いて大人になろう(後編)

 このサイトとも一部重複するが、是非今すぐにでも聴くとよい名盤を私も挙げておこうかな。言うまでもなく、ジャズは、夜遅くに聞くものなので、要注意。

Thad Jones / The Magnificent

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 まずは、通称ハト(のサド・ジョーンズ)。むろんこの名称はジャケットによるのだが、そしてモダンジャズのジャケットは名作秀作揃いだが、このジャケットもそうした名作の一つ。ズボンの太さがしぶくてナイス。この渋いモノクロ写真にはたばこは不可欠ね。
 1曲目のApril in Parisは、霧にむせぶパリが眼前に浮かぶ名曲中の名曲。5曲目のThediaもジャズらしい静かなグルーブの逸品。最後のSomething to remember you byはギターとジョーンズのペットのコラボで切々と聞かせるバラード。ジャケット10, 楽曲:9

Chet Baker/ Chet Baker Sings

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 これまた知る人ぞ知る白人トランペッター・チェット・ベイカーのボーカル名盤。ペットをふくベイカーは、なよなよ甘〜いボーカルでも有名で、何枚かボーカルアルバムを録音しているが、その中の頂点がこれ。紛らわしいアルバム名が多いので間違わないようにね。原盤はモノラルだが疑似ステレオ変換版もある。もちろんオリジナルの勝ち。女性雑誌のジャズ特集に欠かせない一枚。ジャケット 6, 楽曲:6

Speak Low/ Walter Bishop Jr.

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 ジャケットの渋さ通りの、バリしぶいピアノトリオ名作。私の買った3枚目くらいのジャズアルバム。録音自体はあまりほめられたものではないけれど、それがこのアルバムに関してはむしろ「味」につながっている。指が正確に動くタイプのピアニストではないが、ややくせのある「とろくさい」演奏が持ち味。Green Dolphin StreetやMilestonesスタンダードな名曲を配したアルバム構成も秀逸。いつまでも聴いていられる名盤。ジャケット9,楽曲9.


Midnight Blue/ Kenny Burrell

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 アルバムタイトル通りの、深く静かな「ブルージー」なジャズギター名盤。のりのいい楽曲はほぼないが、ひたすら聞き込むと、どの楽曲も背後の息づかいや空気にしびれる。ジャケット8、楽曲7。

Wes Montgomery/ Full House

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 ギタリスト、ウェス・モンゴメリーの傑作ライブにしてジャズギター名盤。ケニーバレルとは好対照の演奏スタイル。ブルースも悪くないが、ストップ・アンド・ゴーの多い、メリハリの利いた楽曲演奏がかれの真骨頂かな。ウェスがどちらもいけることは1曲目 表題曲Full Houseと2曲目I've Grown Accustomed To Her Faceを聴けば、わかる。ジャケット6,楽曲9。

Clifford Brown/ Crifford Brown and Max Roach

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 私にジャズの名曲を選べと言われれば、10指に入るのが1曲目 Delilah。名曲にして名演。緊張感あるピアノから中近東風のメロイディーへとつながるイントロだけで、「はい、ありがとう」ってなります。出だしの構成はちょっとマイルスのkind of blueのso whatに似ているかも。クリフォード・ブラウンは、夭折したため録音数が限られるが、人柄が最高で、未だに惜しまれるという珍しい天才なのです。最近も追悼盤でたし。通称ブラウニー。Max Roachと息のあった演奏はライブ感にあふれ、脂ののったブラウニーの演奏は完璧としか言いようがない。楽曲もいずれも文句なし。ジャケット5,楽曲10。


John Coltrane/ Ballads

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神と呼ばれたサックス奏者コルトレーンは晩年フリージャズの実験へと鬼神のごとく突き進んだが、一方で、美しいバラードの名手であった(生涯においても何枚かある)。その代表がバラード。タイトルだけで気恥ずかしいような甘いスタンダードがならぶ。You don't know what love is(恋の味をご存じないのね)とか、It's Easy to remember (But So hard to forget)とか。レトロスペクティブな私など、こういうタイトルだけでオセンチになるが、演奏聞くと、なお効く。切々と切々と、バラードを吹くコルトレーン。甘いがけれん味のない演奏は、コルトレーンの円熟を感じさせる。ジャケット7,楽曲9。


ジャズはやっぱりすてきだなぁ〜。もう秋だし、夜にはジャズを聴き直そうか。

Music Mania その19〜ジャズを聴いて大人になろう(前編)

 大学1年生の時にバイトしていたレコード屋店長Yさんには、高校時代からずいぶんかわいがってもらっていたが、かれの圧倒的影響(というかほぼ強制)で聞き始めたのが、モダン・ジャズである。何せ、その時期の優里奈レコード洛北店(現在は閉店)では、店長がジャズ狂いだったせいで、朝の10時から夜の9時までまるで専門店かジャズ喫茶のようにジャズ(やソウル)が流れていたのであった。この環境だと、次第に耳が慣れてきて、善し悪しが区別できるようになり、好き嫌いの反応がだんだん「身体」の側から生まれてくる。ひとまとまりで「どれも同じ」に聞こえていた音への反応が、細かくなって聞き分けできるようになる経験というのかな。これはなかなか画期的な経験であった。

 同じようにして、この時期、店長の影響で、ソウルも聴けるようになったし、友人の影響でクラシック(というか現代音楽だな)も聞けるようになった。私のパンク/ニューウェーブ・ハードロック耳は、この時期、画期的に進化を遂げたと思う。スポーツで一度身についたら忘れないのと同じように、耳のキャパシティも一度あがったら落ちることはない。今でも他学部の先生と、ジャズのお話で盛り上がって仲良くできるのも、こうした経験の積み重ねのおかげ(写真は当時のオサレなジャジー・ポップスのSade。バブルやなぁ)。

SadeDiamondLife200043206_f.jpg


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 閑話休題。私は、こうした強制を嫌がる人は、あまり感心しない。強制か自発か、というようなくだらない二分法をいいかげんにやめればいいのに、と思う。別にそれで好きなことがなくなるわけでもないのにねぇ。そして自分の好き嫌いが(一時期)変わっても良いのになぁ。

 強制っていっても、気絶するほど殴ってしまったら、音楽を聴かせることも本を読ませることも映画を見させることもできないのに。そんなことはされるわけもないし。何だかなぁ。ま、「推薦」に魅力がないと「強制」とか言われるんだろうなぁ。

 これでは、ま、楽しい場所やつながりはできないなぁ。ウェブで同好の士を見つけても、生活はやはりさびしいぞ。SNSとかwebの日記とかに、情報あげてもなぁ。そういう人々がいることやシステムの有効性は理解するが、育ちが違うのでわからんなぁ。 

 とくに学生時代でしょう? で、私のゼミや近辺にいれば、なおさらでしょ? 近頃、ようわからんことが多いわ。オタクの蛸壺化で、結局、オタクが死んだという岡田斗司夫の説を彷彿とさせるよなぁ。

 壺を捨てよ、町へ出よう、だ。

オタク.jpg


 というわけで、私の強制依頼に応えて18枚(!)のCDを焼いてきて「僕のすべてが詰まっている」と絶叫したサブカル星人1号は、本当にすてきであった(まだ全部聞けてないけどごめん。あんたの「自我エキス」はたいがい濃すぎるんやもん)。そうでないと、始まらんこともある。自分のカード曝さずして、何のつながりか。

 好きなものは、本当に好きな人からもらうのだ。その人のとてつもない情熱に「あてられて」。その人から「風が吹く」といってもいい。それを受け止めて、その風に乗らないと。何人もの「魅力的な好き者」のおかげで、私は少なくとも自分の「世界」(アレントの言う意味と理解しても結構)が豊かになったと思ってるんですけどね。

 ちなみに、私のまわりで、たとえば親戚でこの押しつけに耐えた人間は一人だけです。おかげで彼女は立派な「趣味変態」に育ちました。彼女によると、自分が変になったのは私のせいだそうで、それはそれは趣味人冥利につきるってなもんだ。

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 さてさて。そろそろバイト時代の話に戻りましょうかね。

 恐怖なのは、嬉しいはずの給料日で(時給が「最高で」550円だった(笑))、現金を受け取ったとたん、半分は一瞬にしてジャズ等のレコード代金に消えた。

パターン1:
店長「太津男君、XXの○○聞いたけ?」
私「いいぇ」
店長「おまえ、恥か、恥」(恥というところに強くアクセントを置いて読んでね)
私「わかりましたって。じゃぁ、買いますって」

パターン2:
店長「今日売り上げ厳しいなぁ。太津男君、何か買うてくれや」
私「まかせとき!」(買いたいレコードはいつでもあるので、使う気になれば楽勝である)

 ともかく、毎月受ける「恥」攻撃のせいで、みるみる私のジャズのコレクションはふくれあがっていったのである。

 ああ、幸せ〜。

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 モダンジャズはきわめて部外者にとって親父くさい敷居の高いジャンルのように思われるかも知れないが、それは間違い。ポップスやロックの方がよっぽど敷居が高い。年季がいる。でもモダンジャズは、歴史が短くて、レコーディングの点数が限られているという一点によって、入門しやすいジャンルなのです。難しくもないし。ジャンルも細分化してないし。格好の生息フィールドなんですね(写真は基本中の基本。Sonny Clarkの名盤Cool Struttin' ジャケ買いすべし!)。

cool struttin.jpg

ジャケット:10, 楽曲:8


 したがって、ジャズの入門は単純で、基本的な名盤を買うと、それだけでいっぱしのジャズファンになれる。そしてみなさんが「XXのXXは聞きました」というと、ジャズを知るヒトから「じゃあ、次はXX聞いてみたら」といわれるが、その場合、結構な確率で同じような作品が推薦されることになる。そういうジャンルなんですね。簡単よ。

 良いサイトがあったので、こちらをごらんにあって、まずはベストテンを聞けば、間違いなくジャズ道への入門は完了だ。

http://jazzcd.jp/

 私もこのサイトを見て一枚チャーリーパーカー買わないといけなくなった。まぁ、「いけない」わけではないが、買おうっと。第一、ジャズやクラシックのCDは価格暴落中で、何せ財布に優しいのです。

<後編につづく>

B.E.P Japan Tour (at Nagoya Gaishi)

 現在、最も有名な大物バンドの一つと言っていいであろう、Black Eyed Peasが名古屋に来た。で、本当にめずらしく私もでライブ観戦である。清水の舞台から何とやら、だ。

 どうでもよいことだが、私は大のライブ嫌いで、そもそもコンサートの類の経験値はきわめて低い。京都よしもと、ドリフターズ京都公演(これはこれで値打ちがあるでしょ?)、京響のクラシックコンサート、あるいはミハイル・バリシニコフのバレェコンサートなどに限られていて、なんというかライブや舞台にはつくづく縁がなかった(し今もない)。

 ま、パンクなどのノイジーな音楽が好きな割には、(みなと)「騒がないといけない」ロックのライブは、ちょっと性に合わないなぁ、と思って忌避してきた。音楽を聴いて(みなと)騒ぎたいという感覚がないのだ。

 最近でこそ、ビルボードライブで静かにライブを聞くようになったが、これは実は結構な「私生活」革命なのである(この二年で、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、ベビーフェイス、エリオット・ヤミン、ベベウ・ジルベルトなどを見たのだ)。

 BEPのライブはそういう意味で過去最大級のライブ経験である、という前置きをして、いざ本題へ。

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 で、開演前から、会場前は、平均年齢25歳(含む高校生)のブラックなおにいちゃん、おねぇちゃんで会場は大混雑。物販も長蛇の列で、買う気がなくなったほど(Tシャツ買いましたけど)。写真は、ジャパン・ツアー看板前で記念撮影の皆さんの様子である。ビルボードライブとは、何だか相当に様子が違うぞ。どきどきするな。

IMG_0015.jpg

 会場入りしてアリーナ席に着席して、きょろきょろしていると、客はほぼ満員。前座はいるのかしら、などと考えているうちに、開演時間からやや遅れて、大音響と巨大スクリーンの映像から、いきなりライブはスタート。スクリーンには最新アルバムのキャラクターが赤色目で登場。

BlackEyedPeasTheEND.jpg


 その瞬間、会場は総立ちである。ここから2時間たちっぱなしの腕ふりあげっぱなしなのであった。Let's get it startedがオープニング・タイトルだ。

 舞台の形状は、こちらからみてT字型になっていて、舞台のセンターには円柱状の出口があり、その円柱上にバンドが乗っている。スクリーンは、細かいのが駄口脇に3枚ずつ計6枚ほど、円柱に、その他巨大スクリーンがセンター上に一枚。再度には会場と舞台を写すスクリーンもある。このスクリーンは視角効果抜群。エレクトロとヒップホップの融合という、新アルバムのコンセプトを形にして伝えていたし。

 「竹本ピアノ」(もっともっとタケモットでおなじみ)のCMのおねいさんの衣装を奇妙にしたようなダンサーのおねいさん6名とともに、メンバーもせいぞろい。ここからは最新アルバムを中心に、4名→ソロ4名ばらばら→4名集結の流れで怒濤の二時間である。最新アルバムの曲はほとんどやった。全員ソロがとれるのはBEPの強み。

 will .i.amは「ナゴ〜ヤ」を連呼していたし(爆)。客はYeah!と応えていたが、かれはどうやらナゴ〜ヤといってほしそうでした。「名古屋は初めてだけど、また来るね〜」とか、まぁ、営業上手!
最後はアリーナ観客が舞台の先端に殺到したが、かれは機嫌良く舞台を降りてハグしたりしていたそうです(立っても見えなかったのだ)。

 ファーギーはソロアルバムから名曲 Finally、Fergaliciousを熱唱。ライブDVDでも確認していたとおり、歌が上手いだけでなく、ヒール履いて歌って踊って倒立前転して、息切れしないのだから、彼女はやっぱり最高のプロです。よ〜声もでるしね。

fergie_dot.jpg


 クレーンなどの大がかりの舞台装置も登場。数多くのスクリーンを使った演出も、舞台上の演出(ダンサーのおねいさんの活躍)も、衣装もすばらしく、そして、何よりもメンバーの「サービス精神」は見事であった。アイコンたるもの、あれくらいかっこうよくないとね〜。

 すばらしいプロの仕事であった。満喫であった。

 しかし。

 二時間立ちっぱなしで腕振りっぱなしの25歳平均の人をみて、もしかすると私の年齢層は、BEPとか聞かないんではないか、という事実に思い至り、困惑。となりの推定50歳のおじさんと私だけが、途中で「中休み」(苦笑)していた事実は、きわめて重い。

 ツェッペリンの再結成ライブとかのほうが、居場所があったかも。でもやっぱり、ちょっと年齢層が違う気が。デュラン・デュランかデッド・オア・アライブか(笑)。

 二度目はない予感。
 

Music Mania その18〜MIKA、2匹目のドジョウはいたか

 おまたせ新世代ポップアイコンMIKAの新譜がとうとうでましたな〜。すでに先行シングル We are Goldenは、あちこちでかかっているようだし、耳にした洋楽ファンの人も多かろう。

az_68803_The Boy Who Knew Too Much (Special Edition)_MIKA.jpg

 前作デビュー作があまりの完成度だったので、こういった場合のセカンドは本当に苦しい。前作路線を踏襲か、まったく別の手に出るか。いずれにせよ、評価が高まることはなかなか難しいわけで。多くの新人は、ここで転けるのです。
 MIKAの場合はどうか。大健闘を讃えて良い水準だと思う。
 ツイストの効いたブリティッシュ・ポップスの伝統的文法に則してもいる。10〜13の後半数曲が息切れしたが、それまでは佳曲がほとんどで、たいしたもんだ。とくに前半の1〜5曲目は、1作目に劣らぬ佳曲名曲揃い。5のI see youは、もっと大作にしてアルバムの最後を飾るべきだったかもしれない。曲の尺がちょっとそろいすぎたかなぁ。惜しむべくは、1stシングルをのぞけば、シングルカットして売れるほどパンチのある楽曲に乏しいことくらいか。Special Editionの2009年ライブ盤は、お得。ジャケット7(ファーストと似すぎ)、楽曲8。
 

Music Mania その17〜マライア、最高傑作の予感

 全世界でアルバム総売上が1億6千万枚を誇る、歌姫マライア・キャリー通算12枚目のフルアルバムである。
 
 このアルバムは、うたアルバムである。しっとり聴かせる。かつての「4オクターブ超音波攻撃」のような歌唱は完全に影を潜めているが、軽く歌っているようにきこえても、やはりうまい。曲のバリエーションは抑えめで、シングルのObssessedですらアップテンポの派手な曲ではない。すべての楽曲はミドルからスローバラードに集中している。という曲構成からすると、マライアのデビュー作を彷彿とさせる。

 There's Got To Be A Way(1st)とか、Shake It Off(Mimi)とか、I'm That Chick(E=MC2)とか、むしろ昔からミドルテンポの曲を歌うと、マライアの歌唱はさえると思ってきたが、このアルバムを聴いて、確信を深めた。

Mariah Carey_E-MC2.jpg


  前作のE=MC2もマライア復活の名作であるが、おそらくマライアの最高傑作は今のところ本アルバムであろう。

mariah-carey-memoirs-of-an-imperfect-angel.jpg

 ただ一点、苦言を呈すると、「レインボー」あたりから露骨になったお色気路線ジャケットは、このアルバムについては、完全に裏目に出ていると思う。その前はもう少し抑え気味の路線だったのに。ソニー会長の意向だね。
 そうした色仕掛けで「ドーピング」しなくても、このアルバムは傑作だ。マライア、いつまでこれやるのかなぁ。市場のニーズはホントにあるのかしら? 「私は馬鹿だから子育てに向かない」と公言するマライアの率直さを愛する人間としては、何とも複雑なのである。ジャケット3(もうやめませんか)、楽曲9。

2009年10月02日

G14 就職状況 中間報告

OBOG、G15のみなさん、G14の就職活動は現在も継続中です。この2年間は比較的楽だったのですが、様変わりしました。

内定をもらっているのは、男子6女子4のうち、

男子4名、女子2名です。

海運、運輸、食品、金融、電機、医療機器がその内訳です。

2月から延々がんばってきました。すでに8ヶ月に及ぶ学生もいますし、もっと試験準備に時間をかけた学生もいます。

残り4名も、そろそろ決まると思いますが、G15はさらなる苦戦が予想されます。メーカー系の設備投資の減少がその悪い予想を確実にしそうです。

困ったときの卒業生頼みです。

どうぞかわいい後輩のためにお力添えを!

10月7日は就活キックオフミーティング(3年生向け)

10/7(水) 就活キックオフミーティング

15:20-16:50 NN学生 1511教室

なお、この日の都合が悪い人は、他学科日程で受けることも可能です。
詳しくは大学HPや配布物を確認しましょう。

2009年09月27日

ナンシー関に捧ぐ〜生きられたヤンキー論(後編)

行動様式

1.実はけんかするには体力がないので、けんかするぞとみせかけるが、おおむね弱い(たまに大変凶暴な人がいるので気をつける)。で、すぐうんこすわりする。この後継種族は、体力がよけいになくなったので、じべたすわりする。後者をジベタリアンというなら、前者はウンコリアンというべきである。

2.弱いので徒党を組む。この辺はチーマー、カラーギャングその他の愚連隊集団と同じ。両者の相違は、やくざと経済やくざの相違と同じ。後者が狡猾なだけ。カラーギャングはヤンキーよりも都会的である。

3.メンチをきる(がんをつける)のは、同族の一種の礼儀作法。犬がほえ合うのと一緒。とりあえずご挨拶。にらまれたら、同一種族とみなされたか、かつ上げの対象ということですね。

4.だらーとすればするほどカッコ良い。集会では後ろに必ず座る。話は聞かないのがよい。

5.「卒業」という意識が強い。つまりこれはヤンキーが通過儀礼的な世代概念であったことを示すが、その嗜好性=文化は世代を超えて継承される。したがって、文化的再生産の視点が必要。

6.卒業して家庭を持つことに強烈なあこがれがある。そういう意味で保守的であり、社会変革の原動力にはならない。子供にはミキハウスを着せるのが夢。かわいいのがとにかく好き。

7.自営業嗜好が強い。「お店体質」は女の子に顕著。

8.「ゴージャス」嗜好が強い。日本のゴージャスとは、ラブホテル、カラオケボックス、クラブ(おねいさんが相手してくれる方)、結婚式場の内装の趣味であり、これはファンシーが基本線の一つである。シックの真逆。
言語

 擬音語・擬態語ですべてを説明する。今の若者の略語がどうした、という話があるが、それは全く驚くにあたらない。語彙数が少ないという共通点があるが、現代語は私に言わせれば「まだまし」ですらある。

例)
現代標準語「あの先輩格好いいですね。すごいですよ。」
現代若者語「あの先輩きてるよね〜。やばいよ〜。」
80's京都ヤンキー語「あの先輩バリバリやんけ。いっかつぃいっかつぃ。えっぐぃえっぐぃ。かてへんかてへん」

以下、言語解説の補足。

(注1)関西弁の強調には、大阪弁系の「めちゃ・めっちゃ」、京都弁系の「2度繰り返し」などがある。京都でも「めちゃめちゃ〜」などということが多い。中部地方の「どら・でら」も有名である。大阪弁の影響から中部地方の人も「めちゃ」も少なからず使うようになった。例)「今日めちゃ暑いなぁ」(大阪)、「今日あっついあっついなぁ」(京都)。
(注2)「いかつい・えぐい(ヤンキー)=やばい(現代標準語)」。度が過ぎた、ものすごい、very muchの意味。

(注3)「勝てない」=「勝てへん」(京都弁)「勝たれへん」(大阪弁)=めげるくらいすごい、たまらんなぁ、の意。

2.現代語と明らかに違うのは「むかつく」の語法。現代では「ちょっといらっときた」「ちょっといい加減にしてよ」位の軽い意味だが、本来は「吐き気がする(ほど気分が悪い)」の意味なので、相当にきつい言葉。これをヤンキーに向かって言うと、「けんか売ってんのか、こらぁ」となること必至。最大の侮蔑語の一つ。みなさんも大人に言うときは気をつけましょう。

3.「しばくぞ」「殺したろか」=一種の強意表現。本当にやる気がないさいに言う言葉。「機嫌が悪い」くらいの意味か、仲間内ではたいした意味なく軽く使う。現代語の「むかつく」とか「何でやねん」に相当。犬がじゃれ合ってクビ周りを軽くかむのと同じ。
 関西以東で軽く仲間同士で「はったおすぞ」「ぶったたくよ」とかはいうのかどうかは未調査。頻度は直感的に言えば関西の方が高いと思われる。ともかく、元ヤンキーの大人に対しては、大いに使うと親睦が深まることが多い。

例)「君いかんじゃないか」「しばくぞ、おっさん」「おお、そうか。一杯飲め」(これはないか)

京都限定マリもっこりヤンキー.jpg


4.「いね」=「帰れ」の意味。相手にならないので、消え失せろ、の意味。恫喝語。「うっとうしい」の意味でも使う。

5.ヘタレ=屁をたれる、から、肛門の締まりがなく辛抱がない、から転じて、根性なし、の意味。最大の侮蔑語の一つ。

6.「アホ、ボォケ、カス、死ね」=ヤンキー・コンボ(4連打)といわれるが、関西では柄が悪いと普通に使う。怒髪天をついたときにとっさに出る言葉。ロワー関西人の「スペシウム光線」「カメカメ波」に相当。いわれると非関西圏の人は、きっと傷つくであろう。大阪南部ではスーパーで子供にこういうことをいう若い母親は日常的光景とされる。

例)「おかぁちゃん、なんかこうて」「アホ、ボォケ、カス、死ねや。黙ってついてこんかい」「何で死ななあかんねん」

いくら何でも、子供に「死ねや」はあかんぞ。しかし子供もすばらしくたくましい。女子が「わし」と自称するという噂もあり。

7.「いわす」「いてまう」=徹底的に痛めつける、やっつけるの意味。「いわす」には「こわす」「こわれる」の意味もある。普通は「肩いわした」とかいう。ヤンキーは「いわすぞ、こらぁ」などと使う。

8.「パッシギ」=「パッチキ」「パシキ」「パチキ」などともいう。「頭突き」「そり込み」のこと。「入れる」という動詞の目的語になる。友人のあだなにもなっていた。例)「おまえ、パッシキ[そり込み]いれたらあかんやないか」

9.「いちびる」=「はしゃぐ」「必要以上に目立つ言動をする」の意。関西弁であるが、ヤンキーは自分より目立つ「いちびり」(名詞形)が大嫌いである。したがって、いんねんをつけるときに使う。

例)「こら、お前、何いちびっとんじゃ、殺すど」

だから、みなさんもヤンキーの前ではけっして「いちびって」はいけない。

<未完>

(オリジナル2005-11-24)


 

ナンシー関に捧ぐ〜生きられたヤンキー論(前編)

「ちょ〜、たつお〜」
「ん〜?何や」
「わたしなぁ、あいつのこと好きなんや」
「・・・うん・・・?」
「たまらんせつないねん、わかるか〜」
「・・・・・・ん〜???」

 ウィスキーのグラスを傾け、酔っぱらった目で私に絡むのは、高校二年生のヤンキー女子あけみちゃんであった。

 場所は、長野県のある民宿の一室、時は、修学旅行(私の高校では研修旅行といったが)1泊目の夜である(1981年秋の話)。たまたま各部屋で酒がなかなったので、飲酒機会を求めて徘徊しているときに、こたつで一人くだを巻く彼女にとっ捕まった次第。

 さて、当時、私は純朴高校二年生だったので、彼女の大人びた言動に、めまいを覚えた。年齢はチーママ、体型はママのようだったし。若干17歳で人生のいったいどんな深淵を見てきたあけみちゃん、という感じですね。さっぱりわかりませんし、知りたくもないんですけどね。 

 ※ちなみにこの合宿は伝説の合宿であった。どの世代のどの人の修学旅行も、これほどひどくはなかった、と断言できる。映画化の噂すらあるほどだ。

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 つかみはさておき、今回は、ヤンキーの話ね。

 現代ヤンキー論は、故・ナンシー関から始まる。芸能人の「お店体質」をはじめ、まぁ、彼女の批評言語の豊富で鋭いこと。同世代の誇るべき才能が失われたのはつくづく痛手であった。実は私は、「日本人ヤンキー原人説」というタイトルの本をいつか書こうかと思っていたので、この命題を目にして、ナンシー関の才能にははるかに及ばないことを痛感し挫折した次第である。だからこんな小文を書いてみようかと思った。

ナンシー関.jpg


 さて、日本人の嗜好性は、ヤンキーとファンシーに帰着する、というナンシーの命題は、恐るべき説明力を持つ。要は、日本では、全世代からヤンキーとファンシーの趣味が好まれるということだ。芸能人からインテリアまで、この線からはずれるものを見つけることの方が難しいとすらいえる。これは今では「バッドテイスト=ヤンキー論」とも言われる。

ヤンキー文化論.jpg


 ヤンキーの語源については、「はてなダイアリー」に簡単な説明がある。以下、引用。

「1970年代から80年代にかけ、大阪は難波のアメリカ村に集っていた少年たちを「ヤンキー」と呼ぶようになったという説が有力。彼らはアメリカ村で購入した派手なアロハシャツや、ボンタンやドカンと呼ばれる太いズボンを身にまとって繁華街を徘徊していた。彼らの多くが髪の脱色を行っていたこともあり、それらの風貌と語尾に「〜やんけ」と付ける言葉遣いからヤンキーと呼ばれるようになったようだ。この言葉遣いが語源とする説は、後の「おたく」に通ずるものがあり非常に興味深い。他の説としては、矢沢永吉スタイルの頭をリーゼントにしたツッパリたちが、60年代アメリカンロックンロール風を気取っていたので「ヤンキー」という説。「やんちゃやな」という関西弁の影響や、爆音をたてるバイクを乗り回していた「カミナリ族」たちが茶髪だったため洋鬼(ヤンキー)と呼んだという珍説も存在する。「日本国語大辞典」は茶髪の風習から、とアッサリしています。とりあえず80年代半ば以前の関西が発祥というのはどの説でも共通しているようです」。

 さて、さらに詳細に立ち入ると、ヤンキーにも、武闘系ヤンキーとファッション系ヤンキーがいる。

 武闘系は、簡単に言うとやくざの予備軍的な人で、暴走族ヘッドの類です。暴走族にも「硬派」というような武闘派がいたが、これはひたすらけんかをすることを目的にした集団でした。押忍。これはいまだになくなっているわけではない。

 ファッション系ヤンキーは、流行のファッションの一部として取り入れていた人で、多数派。これは層としては死滅したが、ストリート系、チョイワル系とかの形で、Men's Eggとか読む、同一テイストの現代の若者層に吸収存続。この点を気づいていない若者が多いので、おっさんとしては困る。わかりにくい人は、××学部の昼休みにたくさん芝のキャンパスに寝べっているので、是非参与観察しに行くと良い。日本は依然ヤンキーの天国だということが毎日実感できる。

 旧ヤンキー層は、いまやおっさん・おばはんになって、家庭的文化のなかにヤンキー・ファンシー文化を完全にかつ猛烈に定着させている。クルマにレースのカバーをつける、キルティングのピーター・ラビット柄ティッシュカバーを好む、クルマにたくさんのぬいぐるみをつむ、漢字の当て字ステッカーを好むetc.

以下、各論。

ファッション

1.女もののサンダル・つっかけ・ストッキングをはく、エナメルは決めるときはく。靴は踏んで履くのが当たり前。

2.「なめ猫」「キティ」などのファンシーグッズを愛でる。

3.ジャージ(少なくとも1980年代初頭京都ではオニツカのパウシリーズ2ミリラインが流行。色は黒地・赤、白地・赤などが代表。白地・赤などはうちの番長が着ていて、服見るだけでこわくて泣きそうになった)、特効服・作業服(暴走族の定番。ダサかっちょ路線)、それらの応用編として「ニッカボッカー」(鳶・大工の人がはくズボンね)、おっさんが着る柄シャツ(ダサカッチョ路線で完全復活)、黒・紫のタートル、ストライプの入ったスラックス(ジーパンなどはさわやかで、沽券に関わるからはかない)。黒の薄いカーディガン。

 女の子は、茶髪・聖子ちゃんカット、黒のタイトスカート、ジャージを定番とする。みなさんにはわかりにくいかもしれないが、倉木麻衣は完全無欠のヤンキー顔である。番長クラスは、あれくらいの彼女がざらにいるものでした。私の通学バスにも1名乗っていたが、しびれた。

ずぼら感・・・というのがヤンキーファッションの要諦で、外出着にスウェット着る(はく)のも、まぁ、御法度でしょうね。きつい茶髪も、そういう意味では、やはりファッション系ヤンキーなんですよ。自覚はないでしょうが。はっきりとその系列の人です。歴史的文脈が変わって、いつも間にか「あり」だとされているようだが、それは違う。バッドテイストの文脈は継続しています。ズボンずらせて半ケツ出す(見せパン)のも、実は、日本的には、ファッション・ヤンキー(男子)発祥ですし。

4.パンチパーマ、アイパーなどが定番(アフロはパンチがのびている人がそうなったケースが多く笑われた。巻が緩い下手なパーマ屋で当てるとすぐそうなる)。そり込みは普通。眉毛はないくらい細いのが優れているということになっていた。

 なお元ヤンキーのサーファーのことを「ヤンファー」といったが、彼らの髪型は、後ろ髪が異常に長くすかしてあった。別名「ウルフカット」。

 この髪型をしている子供を今でもたまにみかけるが、その親はまちがいなくヤンキーである。Egg系の間で流行っていたとしたら、ヤンキー不滅説は証明される。どうなのかなぁ。ウルフのような段カットではないが、全体をすいた長髪の茶髪をどうみるか、だな。

5.現代のストリート系で、太いジーパンをはいている人は、黒人文化から輸入したと錯覚しているであろうが、それは違う。日本では完全にヤンキー後継者の系列になります。文脈の相違を無視するといけない好例。ボンタンやニッカボッカー、ドカン、ストン(全部太いズボンの名称)と狙いは一緒。

ヤンキーファッション.jpg


ヤンキーがストリートカルチャーであることを忘れていると、うっかりこうした落とし穴にはまる。


(オリジナル2005-11-24)


 

きしょい系変人としてのボケ芸人の栄枯

最近、カロリーメイトのCMを見て、つくづく劇団ひとりは芸人としての岐路に立っていると思う。ひとりの芸風は、「きしょい」というところにかかっていたわけだが、それがすっかり「きしょく」なくなったわけで、これは芸人としていかにもまずい。要は、おもしろくないから。

 実際同じ危機は、藤井隆にもあった(デビュー時は、ハイテンションのオカマキャラだったんですね、かれは)。 乙葉との結婚で、さわやかなイメージに転換できたので、うまく生き延びた感じだが、ひとりの結婚はどうでるのだろうか。難しいところだ、とみる。
 
 古くはトニー谷(中部圏在住者はお父さん・お母さんに聞くように)の例にあるように、芸人の芸風とプラィべートの公開の関係は危ういものがある。バラエティ全盛の時代に、お笑い芸人としての「テンション」を維持するのは結構やっかいだ。「本当はいい人」というのは、必ずしもプラスに働くとはいえない。ラーメンズのように露出を控えるのも、芸道からすれば一つの手ではあるが、誰にも選べる道ではない。芸人にとってバラエティはおいしいだろうしねぇ。

 G12/G13の人とはよくお笑いの話しをしたし、しばしばビデオまで見た(見せた?)ので、ご存じの人もいるわけだが、ここでしつこさを承知で言うと、私の一押しは依然「キング・オブ・コメディ」である。ツッコミの高橋の痴漢容疑さえなければ、M1優勝は確実であったとみていたが。このままone of themで終わらせたくないコンビである。

 キンコメ.jpg

 かつて 「お笑いスター誕生」という番組の10週勝ち抜きの週の放映が、相方の麻薬容疑のせいでお蔵入りし、コンビ再結成して盛り返すのにたいそう苦労した「こだま・ひびき」のようにならないといいのだが。高橋の逮捕には、「ハラダの法則」再びか、と正直心底不運を嘆いたのでした。

 キンコメの今野のボケは、完全に「きしょぃ系」であって、このジャンルでは(というか勝手にジャンル命名しているだけなわけだが)ダントツの存在である。自分がどうみられるか、視線をよく内面化したネタが多い。是非、You Tubeでご確認されたし。お奨めは「ニュース報道」「俳優高橋」「今野先生と校長先生」などのネタで、いずれも歴史的傑作である。

 現在、きしょい系の人気者といえば、オードリーとなろうか。急に人気が出たのと、ややネタがパターン化しているのが惜しい。急に人気が出ると、いろいろなオファーが増えて、芸があれるから。春日の実生活は「きしょい」(ゴミ拾って生活するとか、洗濯しないとか、飴を溶かしてジュースにするとか)ことを売り物にしている。本当かどうかはどうでもよい。次のパターンを生み出すまでにバラエティ番組にあがり、とならないでほしいものだが、はてさて。(20090416オリジナル)
 
 追記:二年以上アップしていないこのシリーズも再開。これも1名向けに書いたのである。


 

Music Maniaその16〜剽窃か、インスパイアか、はたまたサンプリングか、それが問題だ

 
この間、深夜に急にアバ(ABBA)が聞きたくなった。正確には、Take a Chanceの出だしコーラスが無性に聴きたくなったので、ごそごそと取り出してみた。そこでちょっと気になったのでwilipediaをみてみると、ABBAはサンプリングを許可しないそうな。許可したら、ま、サンプリングのアサリ場になるわな。

 現在、主流のダンスミュージックの一つは、エレクロトニカである。ハウス以降のサンプリングミュージック全盛下で、音楽作成の才能は、いわば「引用の才能」に露骨に頼ることになった。「複製芸術時代」ここにきまわれり、である。写真はDJ shadowの名盤Endtroducing.....で、スタジオサンプリングだけで作った初期HipHopの傑作です。聴け!

DJ ShadowEndtroducing.jpg

 クラシックでも、ショスタコービッチ7番があまりにダサイので、バルトークが楽曲内に一節取り込んでからかった逸話がある。これも引用だ。ただし、悪意のある。
 また剽窃は、J-popの歌姫とかが有名だったけど、ま、これは無断借用でパクリといわれても仕方がない。メロディが類似するのは確率の問題ではあるが、それにしてもねぇ。プロならプロらしくせい、と。

 ところで、音楽の世界ではカヴァー曲は無数にある。Devoのsatisfactionのようなストーンズ原曲を破壊するようなものもあれば、The DamnedのHelpのようにBeatlesまんまというケースもある。Flo Ridaは、Dead or aliveのYou spin me aroundをカバーしたが、これはずるいケースだろう(他にこの曲には多数カバーあり)。T.I.の「マイアヒ〜」カバーは、できが悪いし、一般の印象では、ブラック系はうまくいかないケースが多いように感じる。何でやろ。

 サンプリングの極地は、マイブームというかEmusicでも人気の高い、Girl TalkのFeed The Animalsであろうか。グローバル・コモンズに協賛している心意気やよし! ここまで人の曲をサンプリングするなら、そうでもしないとねぇ。ダウンロードはこちらで。

Girl Talk_Feed The Animals.jpg


http://74.124.198.47/illegal-art.net/__girl__talk___feed__the__anima.ls___/

 ただし、そのサンプリング量は半端ではない!以下wiki参照。全曲分析つきだ。笑うほどサンプリングしているのだ。何曲原曲をおわかりか? ここまでいくとやはりプロの仕事として認めなければならんでしょうなぁ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Feed_the_Animals

 Norman Cock/Fatboy SlimしかりCold CutしかりMadlibしかり、時代の才能は、自身の音楽的バックグラウンドそれ自身を武器にサンプリング楽曲の提供をしているが、彼らの才能に接してつくづく思うのは、原音への執着と原曲への愛情と敬意が大事だ、ってことです。きっと引用の仁義の問題ですね(20090416オリジナル)。

 追記:卒業生(1名)の熱いエールに応えるべくシリーズ復活。もう少し実用的な記事もすぐアップします。お待ちあれ〜(1名向けの挨拶)。

2009年09月26日

Music Mania その15〜アンダーグラウンド・ヒップホップが、Madlibが勝手に私のところに来ている

 ここ最近私はアンダーグラウンド・ヒップホップにはまっているのであるが、なかでもこのMadlibは真の才能である。今更なんだ、ちゅうほど、その筋の人には定評のあるアーティストだ。知る人ぞ知る、である。私は知らなんだ。いやぁ、どうもお恥ずかしい。

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 音楽は「音を楽しむ」と書く。音楽を聴く場合、要は、この音そのものがよくないと始まらない。

 私はだから「お母さんありがとう」のような歌は好きではない。売れ筋のJ-rapの歌詞ですね。内容が安い!
 家で話すような内容にすぐに共感するとは。聞き手の感性も安い!それは尊敬する人を「お母さん」「お父さん」って答えるお馬鹿たんが多いからぁ〜君たちはほかの大人を知らないのか?

 「青い空みつめていると何だか君の笑顔を思い出すのさ〜別れの痛みかみしめて〜サドル踏みしめて〜振り返らず走ったあの日〜お互いの心冷え切って〜迷い振り切って〜振り返らず行こうと決めたあの日」っていま30秒で作った歌詞ですが、この手の素人仕事のスカがおおすぎるんですねぇ〜。こんなんなら、もう歌詞はいらないわ。

 ともかく「身の回り」のことばかり歌うのは、いかがなものかと。ケーサツの人は逮捕してほしい。あ、これ前にも書いたな。

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 ところで、みなさんは音楽の何をまず「聴く」のだろうか? メロディーだろうか?ヴォーカルの声質だろうか?

 経験則的に言えば、楽器を演奏できる人はやや楽器の音質そのものを聴きたがる傾向にあり、その真逆に位置する人として、JpopやJrapが好きな人は詞の内容を聞く傾向にあると思う(カラオケ用ですかね〜何だろう?)。ソウル系の人は、メロディとボーカルの声質、ロック系の人は、まぁ、ギター好き、とか。

 音楽に求めるものは、このように「聴きたい」ものによって極端に違う。正確に言うと、「聞きたいものしか、耳に入らない」。これはやはり訓練というか、慣れがいるし、音の聞ける先輩や仲間がおせっかいに教えてくれると、音は違って「聞こえてくる」ものだと思う。絵画や映画なんかも同じだと思いますよ。

 感性は与えられるものではなく、切り開かれて鍛えられるものです。言葉によってね。


 さて、アンダーグラウンド・ヒップホップは、サンプリング・ミュージックだから、メロディやボーカルの声質を聴いても始まらない。簡単に言えば、ソウルやジャズほかをメロディーのメイン音源にしているとはいえ、ジャンルを問わずにサンプリングされた音の「かっこよさ」だけである。かっこよい音源の発見と組み合わせだ。

 スクラッチンな初期ラップもむろん音としていまだにかっこいいわけだが、そしてメロディアスな売れ線は売れ線としてよいとして、今、聴いておくべきは、この驚くべき才能ではないか。Flo Rida ほど売れないのは仕方ないが。

 同時代の真の才能を目撃し、傾聴せよ! この男と同時代にいることを感謝すべし。何せ、「新譜」が聞けるし。次は何をしてくれるのか楽しみなアーティストはなかなか出会えるものではない。そして真の才能を見殺しにしてはいけないのだ(20081127オリジナル)。

 追記:オリジナルの書き出しは以下の通り。I君のおかげで一本書いたのだが、ま、これも読まれないと思ってめげていた記事です。「不人気企画ではあれど、「ゼミ文明化」計画の一環として勝手に継続決定!このサイトもサーバーの関係で存続が怪しいので、個人サイトに移す計画もあります。ま、本年度Kゼミに入ったI君が楽しんでくれたそうで、読み手がいると私は勇気百倍なのだ。わははは。ありがとさん!」

Madlib_Beat Konducta Vol.1_2.jpg

Music Mania その14〜2008 Music Award~Rock&Pop部門

  実は昨年度もアップしようとして流れた企画(とはいえベスト10は決めた)なのだが、要は、遅ればせながら、2008年のベスト・アルバムを選ぶぞ、という話(執筆は年度末でしたのでごめん)。まずノミネート作品はこちら。

The Kills/ Midnight Boom
Tahiti 80 /Activity Center
Mars Volta/The Bedlam In Goliath
Baker Brothers/Transition Transmission
Deerhoof/Offend Maggie
Block Party/Intimacy
The Breeders/Mountain Battles
The Raconteurs / Consolers Of The Lonely
Santogold/Santogold
The Ting Tings/ We Started Nothing
Trivium/ Shogun
Madlib/WLIB AM: King Of The Wigflip

今年はオルタナ系が豊作。The Kills、The Breedersの新譜がでただけでも感謝感激。Deerhoofは相変わらずの新譜発表ハイペースだし。結構結構。Block Partyも音が攻撃的になって相当によい。その他、Ting Tingsは発泡酒の宣伝でおなじみのGirlsPop。白人女性ボーカルの王道だ。
 
 で、今年の1位は、というと、じゃん。

The Kills/ Midnight Boom

TheKills_Midnight Boom.jpg


に決定! 

 楽曲は粒ぞろい。歪んだGuitarの音は例によって最高。「くさそうな」女性ボーカルもロックだ。オルタナのけだるい系ですね。しかも、アルバム・カバーワークもざらついた色感の写真を使用したもろオルタナ/New Waveで、センスもよい。かつアルバムの構成もすばらしい、とくれば、要は、否の打ち所がない名盤と言うことだ。

 聞き所は、名曲シングル cheap and cheerfulだが、しかい、これはやはりアルバムで聞くべきであろう。オルタナ色がやや弱まったのが残念な反面、ポップさがましたので、売れるかなぁ。

今年は Heavy Heavy Low Lowを今のところ推しておきたいが、う〜ん、どうでしょう。

(オリジナル20081206)

 

2009年09月25日

Music Mania その13〜2007 Best Album~3部門

二年遅れの企画まで復活。Best Album in 2007 も、このアップロード・マイブームにのってやってしまおう。

 というわけで、以下の3部門のランキングを付けてみたぞ。

Rock/Pops部門

1. The Pop Group/Idealists In Distress From Bristol

The Pop Group_Idealists In Distress From Bristol.jpg


 これは私が最も愛するthe Pop Groupのブートレッグ音源の初公式CD化。音はめちゃくちゃ悪いが、歴史的価値で無条件に一位。私が無人島に持って行くアルバム候補の一枚は彼らのセカンドアルバム(How many-)で、中3からこの信念は変わらず。ロック変態以外はけっして手を出さない方がいい逸品。

2. MIka/Life in Cartoon Motion

MIKA.jpg


 最近ようやく2枚目が発表されたオサレでマカオなMIKAのファースト。全曲ポップセンスあふれる外れなしのpop名盤。この間最新シングルのビデオクリップを見たが、フレディ・マーキュリーにやっぱり似ておるなぁ。ベッドの上で身体くねくねさせているだけの映像だった。Lolli Pop,Billy Brawn,Grace KellyあるいはHappy Endingといった名曲も満載。まだ手に取っていない洋楽好きは、買うべし!

3. The White Stripes/Icky Thump

 今ギターバンドで最もメジャーなバンドではないか? アメリカン・ブルース系ハードロックのにおいぷんぷんな兄弟ユニットの最新盤。いきなり聞かせるシングル曲は反則。かれらは基本的に各アルバムに1〜2曲はキャッチーな曲があって、その後はブルース趣味の曲が多い。

4. Deerhoof/ Friend Opportunity

 はいはい。毎年出すぞDeerhoof。ボーカルは日本人サトミ。あるサイトによると、アーチストに尊敬されるバンドの一つだそう。かれらのビデオクリップみると、まったく金をかけないで、すばらしくチープでかっこいいのだ。やはりオルタナかくあるべし。kill rock starsというレーベルサイトに行ってみて。mp3もただで落とせるし。私の愛用するTも多い。

Soul/Hip Hop

1. George/ Believe

George.jpg


カナダのNeyoと呼ばれるが、Neyoより楽曲は数段繊細だ。同時期にNeyoとかぶったのは不幸であった。Neyoの通俗ももちろん大好きだが、ここではGeorgeに軍配を上げたい。バタフライなどの名曲は、どの時間帯でも、とくに深夜のクルマで聞くと、ちょっとツーンとする。愛する人と是非に。

2. Chrisette Michele/ I Am

 若き才能クリセット・ミッシェル。きちんとした教育を受けた本格派で、つい最近二枚目も発表。二枚目では同日発売のシアラーにも勝ってチャート一位だったそう。本ファースト・アルバムは若々しい曲が多く、次回作を期待させるような内容。このファーストのBe OK feat.Will i amの曲もよいが、2枚目のfeat.Neyoの What You Doはヘビィ・ローテンション中だ。私の車の中で。イントロのピアノからスタンダードだけど、うまい曲。やられた。

3.Gym Class Heroes/As Cruel As School Children

 2nd アルバム。邪魔くさいのでアマゾンからコピペ。「“Cupid’s Chokehold”は、スーパートランプ(Supertramp)の1979年に6枚目のアルバムとしてリリースされた「ブレックファスト・イン・アメリカ(BREAKFAST IN AMERICA)」に収録された4曲目の表題曲をモチーフとして、とうとう大ヒットに至りました。♪パラララ〜♪というフレーズが耳からはなれません! 」。でも、全曲いいぞ。2009年の3rdは意見が分かると思う。僕はこの二枚目で終わったかも、とちょいと悲観的。

4. Kevin Michaels/Kevin Michael

 万華鏡のようなアルバム。あらゆるsoul hiphopバリエーションが聞けるお得な一枚。基本はコテソウルだけど。引き出しが多すぎる、という意見もあるが、私はかれの才能を評価します。

5. J.Moss/V2

  女性シンガーKikiのいとこ。ソウルフルなデビュー秀作。地味なセカンドよりはこっちかなぁ。

Electronica

1.Teddybears/Softmachine

teddy bears.jpg

 これはスウェーデンのPop・エレクトロニカユニット。北欧はポップスの実力派が多い。このバンドも例に漏れず、作曲能力が高く、楽曲のバリエーションがすばらしく飽きさせない。ゲストはネネ・チェリーに、イギーポップその他で、まぁ、知る人が見るとうなる「しぶい」陣容だ。優れた二枚目が出せたら、かなり大物になるとみる。早くでないかな〜。

2.Para One/Epiphanie
3.Justice/Cross
4.Digitlism/Idealism

 2はピコピコ系・フレンチ・ダンスフロア・エレクトロニカ。軽め。3、4はかなりハードというか、ダフトパンク好きにどうぞ。フランスはこの手のジャンルに強いなぁ。

5. Battles/Mirroed

 これは唯一無二の個性を放つドラム爆音バンド。ビートの分厚さは別格で、ドコンバカンバカババカンイヤンバカンバカバカバカバカというような音です。問題は、やっぱりセカンドをどうするか、だろうなぁ。

2009年09月10日

2009年度 秋学期 ゼミ予定 さわり

 以下のように秋学期のゼミはスタートします。みなさん、準備をよろしくね。全文はメールで送付済み。

4年生(G14)
 9月25日 卒論アウトライン第一次提出  参考文献30冊以上を付して、第一回目に全員提出せよ。
 続く週は、それに即して個別報告を続け、11月最終週から遅くとも全員執筆開始です。

3年生(G15)
 9月25日 Unit I: 開発・福祉・安全〜テーマの広がりを知る
 1.広井良典(2006)『持続可能な福祉社会』ちくま新書7章(6+1)
     第1章 柿崎 第2章 尾家 第3章 小川 ※付論も簡単に報告
 10月2日 
 2.第4章 木村 第5章 川島 第6章 玉城 第7章 村松

共通行事

10月23日 ゼミスポーツ大会
11月1日  OBOG総会
11月13日 卒論合宿
12月18日頃 新歓コンパ

以上

2009年09月07日

結果付き再更新!今年のディベート大会は高ゼミと対戦!

 高ゼミ・原田ゼミ ディベート大会 チーム分けと議題

1.水の民営化
  賛成:高ゼミ、反対:原田ゼミ
2.FTA/EPA
賛成:原田ゼミ、反対:高ゼミ

高 ゼミ参加者:浅井・伊与田・山中・伊藤・片岡・本多・大堀・青山
原田ゼミ参加者:尾家・玉城・小川・木村・柿崎・川島

 というわけで、9月2−4日にかけてディベート大会は実施されました。で、結果は
 水の民営化 は 勝利。FTA/EPAは敗戦。
 つまり、1勝1敗となりました。残念ながら、連覇はストップしました。今年は両チームとも教え子なので、準備過程にも帯同する時間も長く、難しい判定でした。
 G7以降の全ディベート参加者、とくにOBOGの歴代リーダーたちは共感した上で理解してくれると思いますが、今年もまたみな苦労しました。「原田ゼミに休みなし。原田ゼミに卒業なし」がポリシーですが、それにしても夏休みのかなりの時間を費やした、リーダーのふたりはとくにたいへんな苦労をしたのですね。6名で二題こなすことになりましたし。内憂外患といいますか(苦笑)。この時期のゼミ運営は毎年難しいのです。全国のOBOG諸氏は、是非ねぎらってやってくださいな。あ、むろんG14もですが。

 それではみなさんどうぞよろしく。後期の予定もそろそろアップしますんで。
 訪問歓迎。先生(と現役生)を助けて(笑)。